あいさつ 城のあゆみ 俳誌「城」 優秀作品 選者の作品 各地句会 俳句教室
優秀作品
8月号投句から、それぞれの巻頭句として選ばれましたのは下記の通りです。
雑詠 佐藤夫雨子選
雑詠  近年、保育園でも一坪か二坪の田を作り、幼児に田植経験をさせることが行われるようになったが、恐らく尻もちをつくと泥まみれに濡れるので逸早く保育士が対応し、その子は田から出て「つつ」という継続はしないと思う。小学生は、元気よく尻もちをついて泥んこになりながら喜んで田植をしているに違いない。その様子を面白く表現している。
花鳥抄 由木みのる選
花鳥抄  年を取れば誰もが健康という訳にはまいらぬ。普段健康であっても体の調子が狂うこともあろうし、また、来し方行く末を思って憂鬱な気分になることもあろう。しかし、夏になって晴天の日が続くようになると、心も晴れてきて何かをやらねばという気力が沸いてくる。作者91才、毎月新しい発見をして投句をしてくださる。
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